フットボールトレーニングにおけるゴールキーパーコーチング

状況判断はゴールキーパーのアクションに欠かせない要素です。ゴールキーパーは試合状況を読む洞察力に基づいてポジションをとり、適切なタイミングで適切な方向に、味方と相手選手の状況に対応したスピードでアクションを起こさなければなりません。


つまり、ゴールキーパーは試合で起こるシチュエーションの中でトレーニングされるべきなのです。

ゴールキーパーの育成プロセス

ゴールキーパーは育成年代における時点で、ゴールキーパーに必要とされる能力に特化したトレーニングを始めますが、それが「ゴールキーパーの育成プロセス」の出発点となります。

各年代の育成過程に合わせて設定された目標を達成しながら、才能あるゴールキーパーはトップレベルまで成長していきます。この育成過程で設定された目標というのは、選手の年齢の他、各年代の試合で要求されるゴールキーパーの能力に基づいて作られたものです。こういった「ゴールキーパーの育成プロセス」は、育成組織であれば必ず持っていなければならないものです。

スタイルの異なるゴールキーパー

ゴールキーパーの専門家として世界的に有名なフランス・フック氏は、「リアクティブ」と「プロアクティブ」という2つのゴールキーパータイプを定義しています。

「リアクティブ」のゴールキーパーというのは、例えばドイツの伝説的ゴールキーパー、オリバー・カーンのようにライン上にとどまり、シュートに反応するタイプのゴールキーパー。それに対して、「プロアクティブ」のゴールキーパーというのは、オランダのスター選手、エドウィン・ファン・デル・サールのように、自分の状況判断に基づいてゴールラインから離れ、積極的に試合に関わるタイプのゴールキーパーです。

このような「リアクティブ」あるいは「プロアクティブ」のゴールキーパーの育成に最適な指導スタイルとは何かをご紹介させて頂きます。